パワプロ研究室

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喪主をやってみた

父の逝去

2023年6月28日、父が亡くなった。

享年74歳だった。

2018年から肺がんで入退院を繰り返していたが、今年急激に悪化し、緩和ケア病棟に入院して1ヶ月経たないうちに亡くなった。

死因はモルヒネ中毒による呼吸低下ではないかと思う。ここは専門ではないので、違うかもしれないが、がんによる痛みを抑えるために膨大な量のモルヒネを使っていたので、それが原因だと思った。

 

葬儀の準備

亡くなってからすぐ、遺体を病院から運び出さないといけないらしく、葬儀社に連絡をした。見積もりは複数社から取るべきと書かれていたが、今回は1社のみだった。

 

午後0時に亡くなって、午後3時ごろ葬儀社が迎えにきて、斎場に移動した。

死亡診断書をもらうのだが、これは葬儀社に預けた方がよかった。コピーを取る必要があることを知らずに市役所に提出してしまい、病院で再発行した。

死亡診断書は民間の生命保険の申請に必要らしい。

 

次の日、葬儀社と葬儀の打ち合わせが2、3時間あった。

香典返しの品選びとか、通夜ぶるまいの料理とか、骨壷の選択、火葬場への移動手段など。

ここで初めて菩提寺に連絡し、住職に葬儀に来てもらうことになった。たまたま別の用事が重なっていたため、臨終から葬儀まで1週間の間が空いた。これはまあしょうがないが、その分準備がしっかりできたと思う。

 

喪主としては、通夜の通夜ぶるまいの挨拶と葬儀の遺族代表の挨拶、精進落としの挨拶などの仕事があった。以下の本が参考になった。

 

 

 

実際の葬儀

今まで宗教についてあまり考えずに生きてきたが、うちは浄土真宗の西派ということを知った。

浄土真宗は位牌がいらないとか、過去帳と呼ばれるメモ帳みたいなものを代わりに使うとか、焼香は1回とか、献杯はないとか、色々簡素化されていることを知った。それで信者が一番多いのだろう。

 

葬儀後

納骨をどうするかを話し合ったことと、仏壇をどうするか。

仏壇の本があまりなくて困ったが、このサイトが詳しかった。

www.e-obutsudan.jp

 

仏壇屋は浅草に揃っているらしく、実際行ってみたが、いい品揃えでしかも店員の説明も詳しく、理解が深まった。浄土真宗では本尊を築地本願寺で売っているとか、そこで売ってるのは魂をすでに入れてある仏像とか、魂ってなんだ?とか謎も深まった。

 

まとめ

あまり葬儀とか宗教とか知らずに喪主になったが、なんとかやり切った感じがした。事前にもっと調べとけばよかったかもしれないが、あまり変わらなかった気もする。

葬儀代、火葬代、お布施など合わせるとやはり100万くらいにはなってしまうかも。

通夜を無しにして1日葬にすればちょっとは安くなりそう。あとは亡くなってすぐに葬儀をやるようにするとか。

エンディングノートは書いておいた方がいい。

仏教についても詳しくなっておいた方がよい。