・音読やシャドーイングを習慣にする方法がなかった
・TEDを使う
・自分の中にスピーチをストックすることで短期記憶容量が増える
スープストック東京ではないので、注意。
背景
単語、熟語、英作文については毎日やる方法を考案し、かつ実行に移せているのだが、音読とかシャドーイングは時間がかかるのとできる場所が限られるのでなかなかできていなかった。
音読とかシャドーイングする際には、それ用の参考書を買ったりするわけだが、ここで英語学習の真実の一つを言わせてもらうと、
参考書で勉強している限り、英語はできるようにならない
なぜかというと、参考書に縛られるから。
一時的に参考書で勉強して英語力は高まるかもしれないが、英語力を維持するためにずっと同じ参考書を使い続けなければならなくなってしまう。IELTSのような資格試験のための勉強ならそれでよいが、日常生活には向いていない。
最近はやりの短期集中による英語力向上も一時的には効果があるが、英語力を維持するための方法を持っていないので、徐々に低下してしまっている。
mikanのようなアプリなら毎日手軽にできるので問題ないが、本はそうはいかない。
なので、映画や海外ドラマを見るという方法もある。しかし、小中学生の頃ならよかったが、大人が今ドラマを見るだけで英語を覚えられるほど、脳は暗記力を持っていない。
セリフを聞き取り、内容を理解するために、スクリプトを拾ってきて日本語訳して・・・などの手間がかかる。
提案手法 スピーチストック
そこで、TEDである。TEDをリスニングの勉強用に見る人は多いと思うが、シャドーイングの素材として利用するべきである。
スピーチの利点として、
1. スピーチならだいたい15分程度なので、海外ドラマよりも短い。
2. 専門知識が手に入る。
スピーチを解説した参考書も出ているが、オバマ大統領やスティーブジョブズのスピーチを生かせる立場の人はあまりいないと思うので、自分で探した方が良い。自分の関心のある分野ならよく使うので忘れにくいというメリットもある。
自分の例を挙げると、人工知能に関するものが良かったので、以下を選んだ。
Artificial intelligence, video games and the mysteries of the mind | Rai...
音読は1素材につき、30回やらないといけないと言われているので、一日2回2週間で1ストックできる。
暗記して自分で発表できるようになれば、英語力も高まるはず。なぜかというと、英語の短期記憶容量が拡大されるから。日本語に比べて英語の短期記憶能力は低いので、一度に覚えられる量も日本語と英語で異なっている。
そういう論文があるかは知らないので、感覚的にそうだろうと思っているだけだが、当たっているのではないかと思う。
以上。