・最新のバッティング理論がたくさん出てきた
・ホーライスイング、令和スイング、宮川理論の3つを調査した
・特徴についてまとめた
バッティング理論というと、自分が現役でやってた頃はシンクロ打法かうねり打法くらいしかなかったけど、最近はいろいろなものがあるんだなということを知った
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なので、今回はこれらの理論について学んでいこうと思う。
ちなみに一言で言うと、シンクロ打法はピッチャーとのタイミングを合わせる理論、うねり打法はテークバックの際に後ろ足の土踏まずで力をためて打つ理論である
主に、スイングの始動からインパクトまでの理論である。
ホーライスイング
バットをトップの位置では寝かせておいて、インパクトのときにヘッドを立てる打ち方で、カウンタースイングとも一致するらしい(クーニン談)
なぜかは説明されてないが、トップの位置でヘッドを下げるようにするとピッチャー側のわきが閉まってヘッドが自動的に立つようだ。
ミノルマンスイングでも、トップでヘッドを下げることの重要性が良く言及されている。
バッティングでは不調になってくると脇があいてしまうので、ホーライスイングのようにヘッドを下げることに注意するのは調子を維持するうえで重要。
スイングの始動からインパクトまでの理論である。
令和スイング
インパクトの前に手首を返すことでヘッドスピードを上げる打ち方で、リストの強さが影響しそうだが、実際は手首の力でボールを飛ばしているわけではなく、腰の回転である。
バッティングするときは普通後ろ足から前足の体重移動で打つことが一般的だが、令和スイングはツイスト打法を採用している。
ツイスト打法と言えば、巨人の阿部慎之助選手が実際にやっている打法として注目されてます。ツイスト打法は、打つ瞬間に、腰を逆回転させるような意識、もしくは実際に逆回転させて打つ方法のことです。
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去年は丸選手もツイスト打法をやっていた。
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また、Dreamsの42巻でも紹介されている。自分はこの本でツイスト打法を知った。記憶が曖昧だが、Dreamsは打撃の理論が多めに載ってた印象。
令和スイングに関連して、ニュートンスイングという打法が別の人の動画で紹介されていたが、そっちはよくわからなかった。。打つときの意識の問題の話かな?
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このように、令和スイングはツイスト打法の亜種なのだが、打球のインパクトに関する理論と言える。重要なのは、手首を返した時点でインパクトすることらしい。
令和スイングが紹介された動画では提唱者の金城さんがめっちゃボールを飛ばしている様子が映っているので、令和スイングをマスターすれば誰でも簡単に打てるのかと思わされるが、おそらく令和スイングやる前からでもフェン直する実力はあっただろうなと思う。
ちなみに、体重移動で打つスイングでは中村剛也選手や大谷選手のように、後ろ足を蹴って浮かせる打ち方がパワーが出る。
宮川理論
インパクトの後からフォロースルーまでの理論である。
逆手ではバットがフォロースルーのときに体に巻き付くようにするのだが、このようにするためには手首は返してはいけない(令和スイングとは真逆)。
手首をこねてゴロを打たないようにするための練習だが、
この時、肘を痛める可能性があるので、安易に真似をするととても危険である。
宮川理論ではインパクトの後にバットを投げる感じでフォロースルーを行う。実際バットを投げるのは危ないので、押し手だけ離して腰の回転で打つ。
まれにバットを投げてしまう人がいるが、これは片手でバットを支えきれないのが原因。
この時も、肘を痛める可能性があるので、十分に注意すべきである。
また、宮川理論では高めも低めも同じ打ち方で打つ。高めはヘッドを立てて打てと言うが、宮川理論では高めも低めと同じように打つのでヘッドを立てることは意識しない。
まとめ
ここまでの内容を大雑把に表にしてみた。特徴的な部分だけ取り出しているので、全部はカバーできていないと思う。
(例えば、令和スイングでも始動からインパクトまでの理論やフォロースルーに関する理論もあると思うが省略した。)
個人的には、ホーライスイングが基本的に重要で、令和スイングと宮川理論は害になることもあるのであまりお勧めはしない。
以上。